NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域 ~光ナノサイエンス~

光情報分子科学研究室の朝戸良輔さん(博士後期課程1年)が応用物理学会講演奨励賞を受賞

2018年3月17日、光情報分子科学研究室の朝戸良輔さん(博士後期課程1年)が、第44回(2018年春季)応用物理学会において応用物理学会講演奨励賞を受賞され、2018年9月18日に表彰式と受賞記念講演が行われました。同賞は、春秋講演会において応用物理学の発展に貢献しうる優秀な一般講演論文を発表した若手会員に対して贈られます。本年度は、約4000名の講演の中から38名が受賞しました。

 

 

 

 

【写真右が朝戸良輔さん】

フォトクロミックターアリーレンを用いた分子光熱変換材料

朝戸良輔, Jan Patrick Calupitan,中嶋 琢也,Jyh-Chiang Jiang,河合 壯

このたびは、応用物理学会講演奨励賞という非常に名誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。これまで御世話になりました多くの皆様、受賞記念講演という形で講演の場を与えてくださいました関係者の皆様に深く感謝をいたします。益々精進を重ねて、新概念の創出を通じた学理の深化に貢献できればと祈念しております。

光応答材料を用いた太陽光熱貯蓄(MOST)材料は近年のエネルギー需要から注目されつつある分野です。今回受賞させていただきましたフォトクロミックターアリーレンは、光反応性、異性体間の分子内エネルギー差、熱耐久性が高いことから、MOST材料へ非常に有用であることを見出しました。新規に設計・合成した分子では、これまで報告されてきた分子材料の MOST変換効率を大きく超える値を見出すことに成功いたしました。また、この分子は酸化反応に伴い、分子間電荷移動反応を伴う連鎖反応を進行させることを発見し、この反応により、貯蓄したエネルギーを高効率に放出する可能性が見出されました。

 

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