WHAT DO WE DO ?
化学・生物学をカバーする
機能性生体分子・金属錯体分子の合成から生体分子機能の解明と制御、さらに有機金属触媒反応の開発まで
「超分子」は弱い相互作用でつながって機能を発揮する分子です。生体内では、さまざまなタンパク質が相互作用しながら生体反応をつかさどっており、まさに「超分子の宝庫」です。
当グループでは、生体分子機能を「化学」の言葉で理解し、生体分子の構造や機能を化学的に制御し、利用する方法論の開発を行っています。具体的には、人工金属酵素触媒の創成、外部刺激で機能がON/OFFスイッチするタンパク質分子機械の創成、酵素の機能発現機構を解明する研究を行っています。
有機合成、無機・錯体化学合成から遺伝子操作、タンパク質合成などの生化学的手法、さらに分光学的手法を使って、有機化学・無機化学・生物化学をカバーする融合領域研究です。
さらに、生体関連反応と関連した金属錯体の合成、金属錯体触媒の反応機構の解明を行い、触媒化学反応に関する基礎的研究も実施しています。