2014/11/17


11月17日~19日に上海交通大学(中国)にて開催された,International Conference on BioSensors, BioElectronics, BioMedical Devices, BioMEMS/NEMS and Applications 2014 (Bio4Apps 2014) において,光機能素子科学研究室の藤澤 匠君(博士前期課程2年)がBio4Apps 2014 Best Paper Awardを受賞しました.

From November 17 to 19, 2014, International Conference on BioSensors, BioElectronics, BioMedical Devices, BioMEMS/NEMS and Applications 2014 (Bio4Apps 2014) was held at Shanghai Jiao Tong University, China and Mr. Takumi Fujisawa (M2) won the Bio4Apps 2014 Best Paper Award.


【発表タイトル】
Development of a smart electrode device with built-in CMOS chips for retinal prosthesis

【著者】
藤澤 匠 (M2)
共著者:野田 俊彦 (助教),寺澤 靖夫 (株式会社NIDEK),田代 洋行 (九州大学 講師),竹原 宏明 (助教),笹川 清隆 (助教),徳田 崇 (准教授),太田 淳 (教授)

【受賞対象となった研究の内容】
本研究では,人工視覚システムにおける次世代の網膜刺激デバイスの開発を目指し,刺激電極内に制御用CMOSチップを内蔵した,新しいスマート電極デバイスを開発しています。 刺激電極内にチップを内蔵する構造をとることで,生体埋植時における耐久性の向上が見込め,また,高解像度の像を得るのに必要な,電極のより高密度な実装も可能になります. 本発表では,CMOS チップ内蔵型スマート電極デバイスを作製し,生体模擬環境下における電流刺激機能の正常動作を確認することで,スマート電極デバイスのコンセプトを実証しました.
      
【受賞者コメント】
この度,Bio4Apps 2014 Best Paper Awardを頂き,大変光栄に思います. 日頃から熱心にご指導いただきました太田淳教授,野田俊彦助教をはじめ光機能素子科学研究室の先生方,研究員の皆様方,共著者の皆様方に厚く御礼申し上げます. 今回の受賞を励みに,より一層研究に邁進して参りたいと思います.
Bio4Apps2014
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