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本文へジャンプ  2010年4月30日 
研究内容 本研究室は参天製薬株式会社奈良先端科学技術大学院大学との連携講座であり2005年4月から研究活動を開始している。主な研究内容は創薬を志向した基礎有機合成化学と先端技術を用いたユニークな構造を有する新規医薬品開発候補化合物の探索である。 特に蛋白質リン酸化酵素(プロテインキナーゼ)を阻害する化合物の合成と機能評価(スクリーニング)を行っている。
化合物のデザインにおいては、分子内非結合性相互作用(水素結合やN,O,S.等のヘテロ元素間での非結合性相互作用)を利用し、活性発現に適した3次元構造をした安定な配座を
有する化合物の合成を行っている。
またスクアリン酸アミドを持つ8員環化合物の合成法を見出して、これらから極めてユニークな構造の5環性ヘテロサイクルズの合成も行っている。