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物性情報物理学研究室の富田広人さん(博士後期課程1年)が日本物理学会2023年春季大会において学生優秀発表賞を受賞

受賞概要

2023年3月22-25日にオンラインで開催された日本物理学会2023年春季大会において、物性情報物理学研究室 博士後期課程1年の富田広人さん(受賞時博士前期課程2年)が学生優秀発表賞を受賞しました。
同賞は、物理学会大会における若手の優秀な発表を奨励し、大会をより活性化することを目的として、授与されるものです。

富田さん本文写真.png
【左から橋本由介助教、富田広人さん、松下智裕教授】
研究題目・論文タイトル

表面酸化膜/窒化ガリウム界面の原子構造解析

研究者・著者

富田広人(博士前期課程2年)、上沼睦典(准教授)、桑原田進吾(博士前期課程2年)、橋本由介(助教)、藤井茉美(准教授・近畿大学)、田中晶貴(修了生)、孫澤旭(博士前期課程2年)、松下智裕(教授)


受賞対象となった研究の内容

窒化ガリウム(GaN)は、高周波増幅器や高耐圧デバイスの材料として応用研究が進んでいるワイドギャップ半導体である。デバイス応用において、絶縁膜/GaN界面の改質が求められており、界面の原子構造の解明は、GaN表面の適切な処理プロセス開発の指針を与える。受賞者らは表面に堆積された酸化膜(絶縁膜)とGaNの界面に形成される秩序構造を、大型放射光施設SPring-8に設置されている阻止電場型分析器を用いた光電子ホログラフィー実験により明らかにした。

受賞者コメント

この度は学生優秀発表賞を授与していただき、大変光栄に思います。日々ご指導を仰いでおります物性情報物理学研究室ならびに情報機能素子科学研究室の諸先生方、学生の皆様、近畿大学の藤井茉美准教授に厚く御礼申し上げます。今後もより一層、研究活動に精進してまいります。

物性情報物理学研究室のホームページはこちらをご覧ください。