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バイオ・テクノミメティック分子科学研究室の楫瑞基(博士前期課程2年)さんが第70回高分子学会年次大会において優秀ポスター賞を受賞

受賞概要

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2021年5月26日~28日にオンラインにて行われた第70回高分子学会年次大会においてバイオ・テクノミメティック分子科学研究室の楫瑞基(博士前期課程2年)さんが優秀ポスター賞を受賞しました。同賞は、高分子学会年次大会において、優れたポスター発表を行った発表者を表彰し、高分子科学ならびに高分子学会の発展に資することを目的とした賞です。

【写真左から 楫瑞基さん、安原主馬准教授】

研究題目・論文タイトル

天然ペプチドを模倣したカリックスアレーン抗菌剤の構造-活性相関

研究者・著者

楫瑞基・木畑秀仁・中野卓斗・Rapenne Gwénaël・安原主馬

受賞者コメント

この度は、このような栄誉ある賞を頂くことができて、大変光栄に思います。本研究を進めるにあたり、日頃より熱心にご指導いただきましたRapenne先生、安原先生をはじめとした研究室の先生方に心より御礼申し上げます。また、日々の実験に関してご支援いただきました技術補佐員の皆様および先輩方、研究室のメンバーに感謝いたします。今後も、今回の受賞を励みとし、一層研究活動に精進していきたいと思います。

受賞対象となった研究の内容

近年、抗生物質に対し耐性を有した薬剤耐性菌による感染症が社会問題となっています。薬剤耐性を誘導しない新しい抗菌剤として、抗菌ペプチドが注目されています。本研究では、天然に存在する抗菌ペプチドの構造を模倣した合成抗菌剤の設計・合成および生物活性評価を行いました。親疎水性および官能基の空間配置が異なる種々の化合物を合成し、評価することで、新しい合成抗菌剤の設計指針を提案しました。


バイオ・テクノミメティック分子科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。