令和2年度 文科省ナノテクノロジープラットフォーム事業「秀でた利用成果」表彰に本学が支援した研究が優秀賞として表彰されました。
受賞概要
【写真上段左から、台湾交通大学 杉山先生、廣田先生、藤原技術専門職員、藤田技術専門職員、大野技術補佐員】
文科省ナノテクノロジープラットフォーム事業では、各機関が支援した研究開発の中で特に優れた成果と認められるものを当該各機関がそれぞれ支援を行なったものから選定、その中から優秀賞、さらには最優秀賞が選出され研究担当者のみならず支援側関係者も表彰を受ける制度です。
本年度は、事業全体で約3,000件の利用があり、今回37の実施機関から優れた利用成果として提出された52件の候補から、最優秀賞1件・優秀賞5件の受賞者が決定しました。
その中で本学が支援させていただいております国立台湾交通大学の杉山輝樹先生の御研究が優秀賞として表彰されました。
※ 表彰式:令和2年12月9日(水)
会場:東京ビッグサイト 西1ホール セミナー会場A
受賞名:文科省ナノテクノロジープラットフォー令和2年度秀でた利用成果「優秀賞」
受賞者:台湾交通大学 杉山輝樹
奈良先端科学技術大学院大学 廣田俊、藤原正裕、藤田咲子、大野智子
- 研究題目・論文タイトル
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「光圧によるアミロイド線維の人工作製」
受賞者コメント
この度は、秀でた利用成果「優秀賞」に選出いただきありがとうございます。まずは、本事業を実施する中でご協力いただいております関係者各位に心より感謝申し上げます。
大恩ある奈良先端科学技術大学院大学に少しでも恩返しできたとすれば大変うれしく思います。
今後も続けて共同研究を進めていく予定ですので、何卒よろしく願い申し上げます。
受賞対象となった研究の内容
令和2年度は、これまで複数年にわたりその研究を支援してきました台湾国立交通大学教授、杉山輝樹先生の御研究(光圧によるアミロイド線維の人工作製)が優秀賞を受賞されました。本研究の支援は、光圧により作製したアミロイド線維を透過型電子顕微鏡(TEM)により直接観察するという支援でした。本件の本学関係者として共同研究者の廣田 俊教授、技術職員ではTEMのエキスパートである藤田咲子技術専門職員、藤原正裕技術専門職員、大野智子技術補佐員も同時に賞をいただきました。
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