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量子物理工学研究室の木村大海さん(博士後期課程3年)が、第82回応用物理学会秋季学術講演会において放射線分科会学生優秀講演賞を受賞

受賞概要

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2021年9月10-13日にオンライン開催されました第82回応用物理学会秋季学術講演会において、量子物理工学研究室の木村大海さん(博士後期課程3年)が放射線分科会学生優秀講演賞を受賞しました。同賞は応用物理学会学術講演会における大分類2 放射線の口頭発表セッション95件の発表の内、学生講演者から9名の優秀者に授与されました。

【写真左から木村大海さん、河口範明准教授】

研究題目・論文タイトル

Eu添加BaFBr透光性セラミックスの輝尽性蛍光特性

研究者・著者

木村大海 (D3)、加藤匠 (助教)、中内大介 (特任准教授)、河口範明 (准教授)、柳田健之 (教授)

受賞者コメント

このような栄えある賞に選出していただき、大変光栄に存じます。これは偏に柳田教授をはじめとした先生方、ご協力くださった皆様方のご指導の賜物であると深く感謝しております。今後もより一層、研究活動に精進してまいります。

受賞対象となった研究の内容

輝尽性蛍光体は放射線のエネルギーを吸収し、蓄積する機能を持つ素子であり、蓄積したエネルギーは光刺激により発光 (PSL) として読み出すことができることから、個人被ばく線量計やイメージングプレート (IPs) に用いられています。Eu添加BaFBrは強いPSLを示すため富士フイルム社製のIPsの材料に用いられています。近年、放電プラズマ焼結(SPS)法により作製した透光性セラミックスは他の材料形態と比較し、良好なPSL特性を有することが報告されていますが、Eu添加BaFBr透光性セラミックスの輝尽性蛍光特性を調査した報告はありません。本研究では、SPS法により初めてEu添加BaFBr透光性セラミックスの作製に成功し、PSL特性を調査しました。デバイス特性において、0.5%のEuを添加したBaFBr透光性セラミックスは市販のIPsより一桁検出感度が向上することを見出しました。


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