量子物理工学研究室の木村大海さん(博士後期課程3年)が8th International Symposium on Organic and Inorganic Electronic Materials and Related NanotechnologiesにおいてBest Student Poster Awardを受賞
受賞概要

2021年6月1-3日にオンライン開催されました8th International Symposium on Organic and Inorganic Electronic Materials and Related Nanotechnologiesにおいて、量子物理工学研究室の木村大海さん(博士後期課程3年)がBest Student Poster Awardを受賞しました。同賞は75件のポスター発表の中から3名の優秀者に授与されました。
【写真左から 河口範明准教授、木村大海さん】
- 研究題目・論文タイトル
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Optical and Radioluminescence Properties of Pr-doped BaTi4O9 Single Crystals Synthesized by the Floating Zone Method
- 研究者・著者
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・木村大海 (D3), 赤塚雅紀 (D3), 加藤匠 (助教), 中内大介 (特任助教), 河口範明 (准教授), 柳田健之 (教授)
受賞者コメント
この度はこのような栄誉ある賞を頂き大変光栄に存じます。ご指導いただきました柳田教授をはじめとした先生方および共著者の皆様に厚く御礼申し上げます。今回の受賞を励みとし、より一層研究活動に邁進していく所存です。
受賞対象となった研究の内容
シンチレータは放射線のエネルギーを吸収し、即発的に低エネルギーの光子に変換する素子であり、医療やセキュリティなど幅広い分野で利用されています。特に近赤外域で発光するシンチレータはバイオイメージングや高線量下における放射線計測への応用が期待されています。そこで本研究では近赤外領域において発光を呈するPr添加BaTi4O9単結晶に着目し、Pr濃度変化に伴うシンチレーション特性への影響を明らかにしました。
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