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データ駆動型サイエンス創造センター、物質創成科学領域データ駆動型化学研究室の宮尾知幸准教授が第41回ケモインフォマティクス討論会において「最優秀講演賞(若手研究者部門)」を受賞

受賞概要

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2018年10月27日、データ駆動型サイエンス創造センター、物質創成科学領域データ駆動型化学研究室の宮尾知幸准教授が、第41回ケモインフォマティクス討論会において「最優秀講演賞(若手研究者部門)」を受賞しました。約30名程度の口頭発表があり、1名が選ばれました。

研究題目・論文タイトル
リガンドベースのヴァーチャルスクリーニングにおけるコンフォメーションの影響とアンサンブル効果について
研究者・著者
宮尾知幸・船津公人

受賞者コメント

講演賞を受賞することができたことを大変光栄に存じます。研究をサポートしてくださった皆様に感謝申し上げます。

受賞対象となった研究の内容

【抄録】

三次元リガンド情報に基づきヴァーチャルスクリーニング(VS)を行う際、標的マクロ分子との結合状態におけるリガンド分子の立体配座が重要な役割を果たすと考えられる。また、類似性検索に基づくVSでは、活性化合物の類似構造のアンサンブルを検索クエリとして利用する手法が提案されている。本発表では、リガンドベースVSにおいて、活性化合物のコンフォメーションが重要なのか否かを判断するためのベンチマーク計算、並びに、三次元リガンド構造に基づくVSにおけるアンサンブル効果を検証した結果を報告する。コンフォメーションはそれほど重要ではなく、アンサンブル効果は三次元リガンド構造に基づくスクリーニングであっても有効であるとの結果となった。

データ駆動型化学研究室のホームページはこちらをご覧ください。