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量子物理工学研究室の加藤匠助教が第51回応用物理学会講演奨励賞を受賞

受賞概要

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2021年9月10日~13日にオンライン開催された第82回応用物理学会秋季学術講演会における3135件の講演の中で、応用物理学の発展に貢献しうる優秀な一般講演論文を発表した若手講演者32名に対して授与されました。第69回応用物理学会春季学術講演会において受賞者を対象とした授賞式および受賞記念講演が行われました。

研究題目・論文タイトル

異なる材料形態のCaF2におけるラジオフォトルミネセンス特性評価

研究者・著者

加藤 匠(助教)、中内 大介(特任准教授)、河口 範明(准教授)、柳田 健之(教授)

受賞者コメント

この度はこのような名誉ある賞を頂戴し、大変光栄に思います。研究を遂行するにあたり普段からご支援いただいている共著者や研究室の皆様に厚く御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、より一層精進して参りたいと思います。

受賞対象となった研究の内容

ラジオフォトルミネセンス (RPL) とは放射線照射によって蛍光体内に新たにフォトルミネセンス中心が生成される現象であり、個人被ばく線量計などに応用されています。本研究では、無添加CaF2がRPLを示し、その特性が材料形態によって異なることを報告しました。さらにCaF2透明セラミックスのRPLにおいて、0.001~10 Gyの範囲で線量計測が可能であることを明らかにしました。


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