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量子物理工学研究室の岡崎魁さん (博士前期課程2年) が第15回日本セラミックス協会マテリアル・ファブリケーション・デザイン研究会において優秀賞を受賞

受賞概要

2022年12月21-22日に浜松とオンラインにてハイブリッド開催された第15回日本セラミックス協会マテリアル・ファブリケーション・デザイン研究会において、量子物理工学研究室の岡崎魁さん(博士前期課程2年)が優秀賞を受賞しました。同賞は20件のポスター発表の中から7名の優秀者に授与されました。

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【写真:左から河口准教授、M2岡崎さん】
研究題目・論文タイトル

In添加CsBr透光性セラミックのシンチレーションおよびドシメータ特性

研究者・著者

岡崎魁 (M2)、 竹渕優馬 (D2)、 加藤匠 (助教)、 中内大介 (特任准教授)、 木村大海 (産総研)、 河口範明 (准教授)、 柳田健之 (教授)

受賞対象となった研究の内容

放射線計測に用いられる蛍光体材料はシンチレータとドシメータ材料に大別されます。アルカリハライドは両分野で研究開発が進められており、当研究グループはこれまでにCsBr透光性セラミックに発光中心としてTlを添加することでシンチレータおよびドシメータ用途の双方において良好な特性を示すことを報告しました。本研究では、Tlに近い発光機構を有するInに着目し、Inを添加したCsBr透光性セラミックを放電プラズマ焼結法により作製しました。検出器特性においてドシメータ材料として既存製品と同等以上の性能を有することを明らかにしました。

受賞者コメント

この度は栄誉ある優秀賞を賜り、大変光栄に存じます。日頃からご指導いただきました柳田教授をはじめとする先生方、共著者の皆様方に厚く御礼申し上げます。今後も真摯に研究活動に取り組んで参ります。

量子物理工学研究室のホームページはこちらをご覧ください。