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量子物理工学研究室の福嶋宏之さん (博士後期課程3年)、岡崎魁さん (博士前期課程2年) が第14回日本セラミックス協会マテリアル・ファブリケーション・デザイン研究会においてマテリアルデザイン部門優秀ポスター賞及びポスター発表奨励賞 (Student Selection Silver賞) を受賞

受賞概要

福嶋さん 岡崎さん受賞_本文.png

2022年3月14-15日に沖縄県総合福祉センターにてハイブリッド開催された第14回日本セラミックス協会マテリアル・ファブリケーション・デザイン研究会において、量子物理工学研究室の福嶋宏之さん (博士後期課程3年)、岡崎魁さん (博士前期課程2年) がマテリアルデザイン部門優秀ポスター賞及びポスター発表奨励賞 (Student Selection Silver賞) を受賞しました。同賞は21件のポスター発表の中から12名の優秀者に授与されました。

【写真左から 岡崎魁さん、河口範明准教授、福嶋宏之さん】

研究題目・論文タイトル

・(福嶋) 酸化ハフニウム系材料の単結晶育成及びシンチレーション特性評価

・(岡崎) Floating zone法によるYb:Bi4Ge3O12単結晶の合成とシンチレーション特性評価

研究者・著者

・福嶋宏之 (D3)、中内大介 (特任准教授)、加藤匠 (助教)、河口範明 (准教授)、柳田健之 (教授)

・岡崎魁 (M2)、福嶋宏之 (D3)、中内大介 (特任准教授)、小野田大地 (修了生)、加藤匠 (助教)、河口範明 (准教授)、柳田健之 (教授)

受賞者コメント

・(福嶋) この度はこのような栄えある賞をいただき、大変光栄に存じます。受賞できたのも柳田教授をはじめとする量子物理工学研究室の先生方のご指導の賜物であると深く感謝しております。今後も真摯に研究活動に取り組んで参る所存でございます。

・(岡崎) この度はMFD研究会ポスター発表奨励賞を頂き、大変光栄に存じます。日頃からご指導いただきました柳田教授をはじめとする先生方、先輩方にこの場を借りて深く感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後より一層研究活動に精進して参る所存でございます。

受賞対象となった研究の内容

・(福嶋) シンチレータはガンマ線やX線といった電離放射線との相互作用によって蛍光を発する材料であり、医療やセキュリティ分野などに応用されています。ガンマ線やX線との相互作用確率はシンチレータの密度に依存するため、これまでに重元素で構成されたシンチレータが数多く実用化されています。その中でも酸化ハフニウム系の材料は高い密度と実効原子番号を持ちますが、融点が非常に高いため、単結晶体におけるシンチレーション特性報告はほとんどありませんでした。本研究では酸化ハフニウム系材料の単結晶育成に成功し、そのシンチレーション特性について詳細な評価を行いました。

・(岡崎) シンチレータは電離放射線のエネルギーを吸収し、即発的に蛍光に変換する材料です。光検出器と組み合わせることで放射線計測に利用され、医療、資源探査、環境計測など多岐に渡る分野で利用されています。これまで主に一般的な光検出器の感度波長に合わせる形で紫外-可視光を発するシンチレータが開発されてきましたが、近年では生体軟組織へ低侵襲かつ透過性が高く、バイオイメージングなどへの応用に期待される近赤外光を発するシンチレータの開発が注目を集めております。本研究ではバイオイメージング応用に適した近赤外光を示すYbを添加したBi4Ge3O12単結晶を融液成長法の一種であるFloating zone法で合成し、その光学及びシンチレーション特性を明らかにしました。


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