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センシングデバイス (4月から量子物理工学)研究室の木村大海さん(博士後期課程2年)、福嶋宏之さん(博士後期課程1年)が第12回日本セラミックス協会マテリアル・ファブリケーション・デザイン研究会においてマテリアルデザイン奨励賞及びマテリアルデザイン優秀賞を受賞

受賞概要

木村福嶋 本文写真.png

2021年3月1-2日に東北大学サイエンスキャンパスホールにてハイブリット開催された第12回日本セラミックス協会マテリアル・ファブリケーション・デザイン研究会において、センシングデバイス研究室の木村大海さん(博士後期課程2年)がマテリアルデザイン奨励賞、福嶋宏之さん(博士後期課程1年)がマテリアルデザイン優秀賞を受賞しました。同賞は26件のポスター発表の中から各4名の優秀者に授与されました。

【写真左から 福嶋宏之さん、河口範明准教授、木村大海さん】

研究題目・論文タイトル

・(木村)複合アニオン透光性セラミックスの作製及び特性評価
・(福嶋)単結晶CaHfO3の育成及び放射線誘起蛍光特性評価

研究者・著者

・木村大海 (D2), 加藤匠 (助教), 中内大介 (特任助教), 河口範明 (准教授), 柳田健之 (教授)
・福嶋宏之 (D1), 中内大介 (特任助教), 加藤匠 (助教), 河口範明 (准教授), 柳田健之 (教授)

受賞者コメント

(木村)この度、第12回日本セラミックス協会マテリアル・ファブリケーション・デザイン研究会においてマテリアルデザイン奨励賞を頂き、大変光栄に存じます。これもひとえに、柳田教授をはじめとするセンシングデバイス研究室の先生方のご指導の賜物であり、この場を借りて深く御礼申し上げます。この度の受賞を励みとし、一層の精進を重ねてまいる所存です。

(福嶋)この度はこのような栄誉ある賞を頂き大変光栄に存じます。ご指導頂きました指導教員ならびに先輩方に深く感謝しております。今後も真摯に研究活動に取り組んで参りたいと思います。

受賞対象となった研究の内容

(木村)輝尽性蛍光体は放射線のエネルギーを蓄積する機能を有する素子であり、蓄積したエネルギーは光刺激により発光(PSL)として読み出すことができます。PSL強度は照射線量に比例するため、個人被ばく線量計やイメージングプレート (IPs) のような放射線計測に用いられています。本研究では富士フィルム社製のIPsに利用されているEu 添加CsBrに着目し、複合アニオン化に伴うPSL特性の影響を調査しました。今回の研究成果として、放電プラズマ焼結法によりEu添加Cs(Cl, Br)透光性セラミックスの開発に成功し、アニオン比を変更することで刺激光の波長を制御できることを明らかにしました。

(福嶋)シンチレータはガンマ線やX線などの放射線との相互作用によって大量の光子を放出する蛍光体であり、医療やセキュリティ分野などに応用されています。ガンマ線やX線との相互作用確率はシンチレータの密度に依存するため、これまでに高密度のシンチレータが数多く開発されております。その中でも酸化ハフニウム系の材料は高い密度と実効原子番号を持ちますが、融点が非常に高いため、単結晶体におけるシンチレーション特性の報告はほとんどありませんでした。本研究ではCe添加CaHfO3バルク単結晶の作製に成功し、そのシンチレーション特性について詳細な評価を行いました。

センシングデバイス研究室のホームページはこちらをご覧ください。