1. ホーム
  2. Topics
  3. 教育・研究成果
  4. 超分子集合体科学研究室の廣田俊教授が日本化学会「学術賞」を受賞

超分子集合体科学研究室の廣田俊教授が日本化学会「学術賞」を受賞

受賞広報原稿_日本化学会学術賞_写真.gif

2020年3月23日、超分子集合体科学研究室の廣田俊教授が日本化学会「学術賞」を受賞しました。同賞は、化学の基礎または応用のそれぞれの分野において先導的・開拓的な研究業績をあげた者に授与されるもので、本年度は9名が受賞しました。

金属タンパク質の反応機構解明とその超分子創製

廣田 俊

この度は、このような栄誉ある賞をいただき、誠に光栄に存じます。受賞対象となった研究は主に本学に着任してから行われたものであり、今回受賞できたのも、共に新しい研究を立ち上げ、研究を支えてくれた研究室のスタッフ及び学生、共同研究者の皆様のおかげであり、深く感謝いたしております。この受賞を励みに、生体関連化学分野の発展に貢献できるよう、より一層研究に精進していく所存です。

生命活動にはタンパク質は必要不可欠であり、特に、金属タンパク質は多くの生体内化学反応を担っています。金属タンパク質の触媒反応機構が解明されれば、その優れた反応を工業的に利用することが可能となり、金属タンパク質超分子を自在に構築できれば、その利用価値は飛躍的に増大します。しかし、金属タンパク質の反応機構には依然不明な点が多く、また、その超分子創製には常法がないため、新しい視点からの研究が望まれています。本研究では、金属タンパク質を対象に新しい概念や研究手法を考案し、微生物の水素分解・合成である酵素ヒドロゲナーゼの触媒反応機構の解明、半世紀近く不明であったシトクロムcのポリマー化機構の解明、3Dドメインスワッピングによるタンパク質超分子の創製などの研究を展開し、生体関連化学分野やタンパク質化学分野の発展に大きく貢献しました。

超分子集合体科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。