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超分子集合体科学研究室のRobby Noor Cahyonoさん(博士後期課程3年)、廣田俊教授らの研究論文が英国王立化学会Metallomics誌の表紙(front cover)に選出されました

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論文の概要

3次元(3D)ドメインスワッピングは、同一タンパク質が分子間で同一構造領域を交換する現象です。超分子集合体科学研究室では、電子伝達タンパク質であるシトクロムcを含む様々なタンパク質がドメインスワッピングにより多量化することを明らかにしてきました。本研究により、ブルー銅タンパク質であるアズリンがドメインスワッピングすることが示され、アズリン2量体の性質と立体構造が明らかになりました。

アルカリゲネスキシロソキシダンス由来アズリンのCu(I)型は、pH 5.0で2,2,2-トリフルオロエタノール5% (v/v)添加、凍結乾燥、pH 7.0で再溶解の操作により多量化しました。得られたアズリン2量体は3つのβストランドを含むN末端領域をプロトマー間で交換し、アズリン2量体の銅活性部位は単量体と同様、歪んだ四面体構造を形成していました。今回の研究成果は、ブルー銅タンパク質がドメインスワッピングすることを示した初めての例であり、機能性タンパク質の創成につながると期待されています。

発表論文へのリンク

https://doi.org/10.1039/C9MT00255C

Front coverへのリンク

https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2020/mt/d0mt90009e#!divAbstract

論文タイトル

3D domain swapping of azurin from Alcaligenes xylosoxidans

著者

Robby Noor Cahyono, Masaru Yamanaka, Satoshi Nagao, Naoki Shibata, Yoshiki Higuchi, and Shun Hirota



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