生体プロセス工学研究室の宇野花香さんが、The 22nd International Symposium on Laser Precision Microfabrication (LPM2021)においてOutstanding Student Paper Awardを受賞
受賞概要

2021年6月8-11日にオンライン開催されたLPM2021は、基礎的なレーザーと物質の相互作用からレーザー加工の最先端技術に関して研究者、エンドユーザー、メーカーに議論の場を提供することを目的とした国際会議です。本国際会議において生体プロセス工学研究室修士2年の宇野花香さんが学生の優れた発表を表彰するOutstanding Student Paper Award (Short Oral Presentation)を受賞しました。
【写真左から 安國 良平助教、宇野 花香さん、細川 陽一郎教授】
- 研究題目・論文タイトル
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Femtosecond laser applications for patterning cultured cells and probing cellular mechanoresponses
- 研究者・著者
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Hanaka Uno*, Sohei Yamada, Kazunori Okano, Ryohei Yasukuni, Yoichiroh Hosokawa
受賞者コメント
国際会議において、このような賞を受賞できたことを非常に嬉しく思います。ご指導くださった先生方には深く感謝いたします。
受賞対象となった研究の内容
生体組織は内外からの力学刺激を利用して生理機能の調整を行うことが知られて います。本研究ではフェムト秒レーザーによる接着領域のパターニングを駆使し て形状を揃えた細胞に対して、同じくフェムト秒レーザーを用いた力学刺激の付 加を行い、力学刺激に対する細胞応答に関する細胞形状の寄与を評価しました。
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