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光機能素子科学研究室の岡田竜馬さん(博士後期課程1年)がVDEC デザインアワード優秀賞を受賞

受賞概要

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2022年9月30日-10月1日に秋田県秋田芸術村ゆぽぽ温泉にて開催されたd.lab-VDEC(東京大学大学院工学系研究科付属システムデザイン研究センター)デザイナーズフォーラム2022・デザインアワード発表会において、光機能素子科学研究室の岡田竜馬さんがVDEC デザインアワード優秀賞を受賞しました。優れた集積回路設計の設計者を表彰するものとして、1次選考を通過した13名のうちVDEC デザインアワード優秀賞は4名が受賞しました。

【写真左より 岡田 竜馬さん、笹川 清隆准教授】

研究題目・論文タイトル

高周波電界撮像に向けた高感度偏光 CMOS イメージセンサ

研究者・著者

岡田竜馬

受賞者コメント

この度、VDECデザインアワード優秀賞を頂き大変光栄に思います。ご指導いただいた太田淳教授、笹川清隆准教授をはじめとする光機能素子科学研究室の先生方に、深く御礼申し上げます。また、研究室のメンバー各位との議論を通じて研究内容をより洗練されたものとすることができました。今回の受賞を励みとして今後の研究活動により一層の精進を重ねてまいる所存です。

受賞対象となった研究の内容

本研究では、電気光学効果を用いた電界イメージングに向けた高感度に偏光変調を検出することが可能なCMOSイメージセンサを新たに開発しました。従来の偏光イメージセンサでは。微弱な偏光変化に対する感度があまり高くないという課題に対し、偏光イメージセンサにさらに信号選択偏光子を重ねることで微弱な偏光変化を高感度に検出する手法を提案しました。さらに、このセンサと電気光学結晶を組み合わせることでミリ波帯の高周波電界分布情報の可視化に成功しました。


光機能素子科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。