NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域 ~光ナノサイエンス~

センシングデバイス研究室のProm Kantuptimさん(博士前期課程2年)、井頭謙太さん(博士前期課程1年)、竹渕優馬さん(博士前期課程1年)が第80回応用物理学会秋季学術講演会において放射線分科会学生ポスター賞を受賞

2019年9月18-21日に北海道大学にて開催されました第80回応用物理学会秋季学術講演会において、センシングデバイス研究室のProm Kantuptimさん(博士前期課程2年)、井頭謙太さん(博士前期課程1年)、竹渕優馬さん(博士前期課程1年)が、放射線分科会の学生ポスター賞を受賞しました。同賞は94件のポスター発表の中から9名の優秀者に授与されました。

【写真左から河口範明准教授、Prom Kantuptimさん、竹渕優馬さん、井頭謙太さん】

・(Prom)Optical and Scintillation properties of Pr-doped Lu2Si2O7 single crystals by the floating zone method

・(井頭)Ce添加Ca(Gd,Y)Al3O7単結晶の光物性およびシンチレーション特性

・(竹渕)Tm添加NaMgF3単結晶の光刺激蛍光特性評価

・Prom Kantuptim(M2), 赤塚雅紀(D1), 河口範明(准教授), 柳田健之(教授)

・井頭謙太(M1), 中内大介(助教), 藤本裕(東北大学), 河口範明(准教授), 柳田健之(教授)

・竹渕優馬(M1), 福嶋宏之(M2), 河口範明(准教授), 柳田健之(教授)

 

(Prom)I would like to deeply gratitude for Prof. Yanagida and Assoc. Prof. Kawaguchi. This work could not succeed without their guidance. In addition, I would like to sincerely thank all the members in the Sensing device laboratory, including Mr. Akatsuka for his special support. This award will be a massive motivation for me in future research.

(井頭)この度は第80回応用物理学会秋季学術講演会にて、放射線分科会学生ポスター賞を頂いたことを大変光栄に存じます。本研究の受賞にあたり、ご指導やご協力をいただいた指導教員ならびに共著者の皆様に深く感謝申し上げます。今後も更なる飛躍を目指し、研究活動に注力いたします。

(竹渕)このような栄誉ある賞を頂き大変光栄に感じています。本受賞を励みにこれからも研究に尽力していきたいと思います。またご助力頂いた先輩方、ご指導いただいた先生方に深く御礼申し上げます。

 

(Prom)Pr doped Lutetium pyrosilicate Lu2Si2O7 (LPS) single crystals were synthesized by the floating zone method with different Pr concentration from 0.1% to 2.0%. After the confirmation of the phase by powder XRD patterns, optical and scintillation properties were investigated. When we observed photoluminescence (PL) emission spectra, emission due to 5d-4f transition of Pr3+ appeared in all the samples at the wavelength of 300-340 nm, and PL decay times were similar around 9-11 ns in all the samples. In scintillation properties, under the X-ray excitation, all the samples had the same scintillation emission spectral shape with different emission intensities, and scintillation decay times were around 18-21 ns. Under 137Cs γ-rays irradiation, the 1.0% Pr doped sample showed the highest scintillation light yield among the present samples, and the value was 9700 ph/MeV. Furthermore, linearity and energy resolution as a function of γ-ray energy were observed.

(井頭)シンチレータとは放射線を吸収して低エネルギー光子へと変換する蛍光体のことであり、医療・セキュリティ機器等に応用されています。過去の研究から、メリライト型構造を有する単結晶は比較的高いシンチレーション発光量を示し、シンチレータ材料として応用する上で有用であることが見出されています。本研究ではGdとYの組成比を変化させたCe添加Ca(Gd,Y)Al3O7単結晶を集光加熱式Floating Zone法で合成し、光物性およびシンチレーション特性を評価しました。

(竹渕)光刺激蛍光体とは放射線のエネルギーを蓄積し、またそのエネルギーを光刺激によって読み取ることのできる材料であり、個人被ばく線量計などに用いられています。人体の被曝線量を計測する際には蛍光体の人体組織等価性が高いことが求められています。本研究では実用化されているAl2O3やリン酸塩ガラスよりも人体組織等価性の高いNaMgF3にTmを添加した試料作成し、その光刺激蛍光体としての特性の評価を行いました。

 

センシングデバイス研究室のホームページはこちらをご覧ください。

トピックス

  • Youtube 物質創成科学領域・オフィシャルチャンネル
  • 大学へのアクセス・問合せ

ピックアップコンテンツ

  • ナノテクノロージープラットフォーム