NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域 ~光ナノサイエンス~

光情報分子科学研究室の吉田裕斗さん(博士後期課程1年)の発表が、第9回CSJ化学フェスタ2019において優秀ポスター発表賞を受賞

2019年10月15-17日に東京都船堀で開催された第9回 CSJ化学フェスタ2019にて、光情報分子科学研究室の吉田裕斗さんが優秀ポスター賞を受賞しました。本賞は、第9回 CSJ化学フェスタ2019において、優秀なポスター講演を表彰するものです。本年度は、8分野、合計1031件の発表が行われ、10件の「最優秀ポスター発表賞 (CSJ化学フェスタ賞)」及び179件の「優秀ポスター発表賞」が選出されました。

高速液体クロマトグラフィーによるアキラル配位子を有するAg29 ナノクラスターの光学分割

吉田裕斗(D1), 江原正博(教授), 河合壯(教授), 中嶋 琢也(准教授)

この度は、優秀ポスター賞を賜り大変光栄に思います。今回の受賞に関しまして、河合壯教授、中嶋琢也准教授をはじめとする光情報分子科学研究室の先生方、および研究を進めるにあたりサポートして下さった研究室のメンバーに厚く御礼申し上げます。この受賞を励みとして、今後とも一層研究活動に邁進していく所存です。

キラリティーは、対掌性と言い、ある物体がその鏡像と重ね合わせることが出来ない性質を指します。互いに鏡像の関係を示す鏡像異性体は、全く等しい物理化学的性質を示します。一方、ナノクラスターは、一定数の金属原子と有機配位子を構成要素として自己組織的に形成される集積体であり、触媒や生態イメージング用プローブなどへの応用が急速に発展しています。キラルな性質を有さない銀原子29個と、同じくキラルな構造を有さない有機配位子12個を構成要素とするAg29クラスターが、その原子配列に本質的なキラリティーを発現することを見出し、左右の対掌体クラスターをカラムクロマトグラフィーにより光学分割できたことが最大の成果になります。

 

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