笹川 清隆 (Kiyotaka Sasagawa, Dr. Eng.)

English

略歴

1. 平成11年3月京都大学 理学部 卒業
2. 平成13年3月奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 博士前期課程修了
3. 平成16年3月奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 博士後期課程修了
4. 平成16年4月情報通信研究機構 基礎先端部門 専攻研究員
5. 平成18年4月情報通信研究機構 新世代ネットワーク研究センター 専攻研究員
6. 平成20年4月奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 助教
7. 平成27年3月Columbia University, Visiting Scholar (-平成28年4月)
8. 平成30年4月奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 物質創成科学領域 助教
9. 令和元年7月奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 物質創成科学領域 准教授

研究内容

• 生体埋植用イメージセンサ
• レンズレス蛍光イメージングシステム
• 電気光学効果に基づくリアルタイム高周波電界イメージング
• 高Q値光共振器を用いた非線形光学デバイス

代表的な論文

	K. Sasagawa*, R. Okada, M. Haruta, H. Takehara, H. Tashiro, J. Ohta, “Polarization image sensor for highly sensitive polarization modulation imaging based on stacked polarizers,” IEEE Trans. Electron Dev. vol. 69, no. 6, pp. 2924-2931, June 2022. doi:10.1109/TED.2022.3140288
	K. Sasagawa, A. Kimura, M. Haruta, T. Noda, T. Tokuda, and J. Ohta, “Wide field-of-view lensless fluorescence imaging device with hybrid bandpass emission filter,” AIP Advances, vol. 9, no. 3, 035108, Mar. 2019. doi:10.1063/1.5083152
	K. Sasagawa, A. Kimura, M. Haruta, T. Noda, T. Tokuda, and J. Ohta, “Highly sensitive lens-free fluorescence imaging device enabled by a complementary combination of interference and absorption filters,” Biomed. Opt. Express, vol. 9, no. 9, pp. 4329-4344, Sep. 2018. doi:10.1364/BOE.9.004329
	K. Sasagawa, T. Yamaguchi, M. Haruta, Y. Sunaga, H. Takehara, H. Takehara, T. Noda, T. Tokuda, and J. Ohta, “An implantable CMOS image sensor with self-reset pixels for functional brain imaging,” IEEE Trans. Electron Dev., vol. 63, no. 1, pp. 215-222, Jan. 2016. doi:10.1109/TED.2015.2454435
	K. Sasagawa, S. Shishido, K. Ando, H. Matsuoka, T. Noda, T. Tokuda, K. Kakiuchi, J. Ohta, “Image sensor pixel with on-chip high extinction ratio polarizer based on 65-nm standard CMOS technology,” Opt. Express, vol. 21, no. 9, pp.11132–11140 , Apr. 2013. doi:10.1364/OE.21.011132
	K. Sasagawa, M. Tsuchiya, “Highly efficient third harmonic generation in a periodically poled MgO:LiNbO3 disk resonator,” Appl. Phys. Express, vol. 2, no. 12, 122401, Dec. 2009. doi:10.1143/APEX.2.122401
	K. Sasagawa, A. Kanno, T. Kawanishi, and M. Tsuchiya, “Live electro-optic imaging system based on ultra-parallel photonic heterodyne for microwave near-fields,” IEEE Trans. Microw. Theory Tech., vol. 55, no. 12, pp. 2782-2791, Dec. 2007. doi:10.1109/TMTT.2007.909889
	K. Sasagawa, Z. Yonezawa, R. Iwai, J. Ohta and M. Nunoshita, “S-band Tm3+-doped tellurite glass microsphere laser via a cascade process,” Appl. Phys. Lett., vol. 85, no. 19, pp. 4325-4327, Nov. 2004. doi:10.1063/1.1810628
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競争的研究資金

【継続中】

• テレコム先端技術研究支援センター(SCAT),
  “光・高周波共振デバイスによる高感度THzイメージング技術の開発”,
  令和5-7年度, 研究代表者.
• 上原記念生命科学財団, 研究助成,
  “0.1%の輝度変化計測を可能とする超小型脳機能撮像装置”,
  令和5年度, 研究代表者.
• 科学研究費補助金 基盤研究(S),
  “早期診断と治療を一元化する埋植型光電子デバイス 〜光電気薬学創成に向けて〜”,
  令和5-9年度, 研究分担者.
• 戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE), 電波有効利用促進型研究開発(フェーズII),
  “並列光信号処理による高感度ミリ波電界リアルタイム撮像装置の開拓”,
  令和4-6年度, 研究代表者.
• 科学研究費補助金 基盤研究(B),
  “撮像面上励起光源と角度分解撮像による刺入型蛍光イメージングデバイスの高性能化”,
  令和3-6年度, 研究代表者.

【終了】

• 村田学術振興財団, 研究助成,
  “高感度偏光イメージセンサを用いた超小型複屈折イメージングデバイスの開発”,
  令和3年度, 研究代表者.
• JST-CREST,
  “ミクロからマクロまでシームレスに細胞と会話する光技術の開発 (研究代表者 松田道行 教授，京都大学)”,
  平成28年度-令和3年度, 研究分担者.
• 双葉電子記念財団,
  “深層学習による広視野光分解レンズレス蛍光イメージングシステム”,
  令和2年度, 研究代表者.
• テレコム先端技術研究支援センター(SCAT), 研究費助成,
  “細胞常時モニタリング用Internet of Living Things　デバイスの開拓”,
  平成30-31年度, 研究代表者．
• 立石科学技術振興財団 研究助成(A),
  “多数の細胞を長期診断するレンズレスイメージングサイトメトリの創成”,
  2019年度, 研究代表者.
• テルモ生命科学芸術財団 研究助成,
  “手のひらサイズの超小型デジタルELISAシステムの開発”,
  2019年1-12月, 研究代表者.
• 科学研究費補助金 基盤研究(B),
  “レーザー剥離加工による低侵襲かつ高感度な刺入型脳機能イメージングデバイス(#18H03519)”,
  平成30-令和2年度, 研究代表者.
• ブレインサイエンス振興財団,
  “高感度生体刺入型蛍光イメージセンサの開発”,
  平成30年度, 研究代表者．
• 村田学術振興財団, 研究助成,
  “マイクロセルアレイレーザー顕微光学系およびハイブリッドフィルタを用いた超小型デジタルELISAシステムの開発”,
  平成29年度, 研究代表者.
• 中谷医工計測技術振興財団,
  “超低侵襲かつ高感度な生体埋植用蛍光イメージングデバイスの開発”,
  平成29年度, 研究代表者.
• 科学研究費補助金 基盤研究(C),
  “完全埋植型脳活動計測デバイス(#15K01289)”,
  平成27年度-平成29年度, 研究代表者.
• STARC-アイデアスカウト,
  “脳神経活動計測用高分解能・高SNR生体埋植型CMOSイメージセンサの研究”, 平成25年度, 研究代表者.
• 科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究,
  “フォトニック・システム・オン・チップ技術の開拓(#24651163)”,
  平成24年度-平成25年度, 研究代表者.
• JST-CREST,
  “生体分子１分子デジタル計数デバイスの開発 (研究代表者 野地博行 教授，東京大学)”,
  平成22年度-平成27年度, 研究分担者.
• 科学研究費補助金 若手研究(A),
  “超並列ヘテロダイン法によるミリ波実時間映像化に関する研究(#20686027)”,
  平成20年度-平成22年度, 研究代表者.
• 戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE) 若手ICT研究者育成型研究開発，
  “高周波電界実時間映像化技術（電界カメラ）のミリ波帯への展開”,
  平成20年度-平成21年度, 研究代表者.
• 科学研究費補助金 若手研究(B),
  “ディスク型マイクロ光共振器によるモノリシック光電界センサアレイに関する研究”,
  平成17年度-平成18年度, 研究代表者.

受賞

• 2019年2月23日　NAIST学術奨励賞
• 2018年3月17日　応用物理学会 Poster Award
• 2011年8月25日　映像情報メディア学会 鈴木記念奨励賞
• 2009年3月31日　日本光学会 光学論文賞
• 2007年9月 4日　第22回（2007年春季）応用物理学会講演奨励賞

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