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当研究室への配属を希望する方へ

心構えに関して

分野は異なりますが、概ね以下のリンク先の先生方が仰っている事と基本思想は同じです。まずはこれらをお読み頂き、大学院生としての基本スタイルをご理解ください。大学院は研究しにくるところです。
清水先生 http://as2.c.u-tokyo.ac.jp/sibousuruhitohe.html
立川先生 http://member.ipmu.jp/yuji.tachikawa/misc/daigakuin.html
田崎先生 http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/d/0104.html#22
小川先生 http://blackdog.phys.sci.osaka-u.ac.jp/~ogawa/policy.html

当研究室は自己責任のもと、大人として十分な自己管理が出来る方が研究活動を楽しめる環境を構築しています。一方、当研究室に合わない属性を分析した結果、
 1 通学に時間のかかる人
 2 寮を除き人生初一人暮らし人
 3 就活が大学院進学の主目的の人
です。今のところ不登校になる方は上記の複数に該当しています。1 は 2 に対して主要因で、一人暮らしが初めてでも、寮なら通学時間が短いため大丈夫なようです。コアタイム等の拘束がないため、自己管理が出来ない人は、自分のペースが作れない、段々と来るのが面倒になる、等の状況に陥ります。二十数歳のいい年した大人という認識で対応しますので、その年齢の方が自己管理を出来ない状況を想定したシステムではありません。教員は研究指導には努力を払いますが、生活指導は職務範囲外 (ご家庭の躾の範疇) です。

教授、准教授共にこれまで複数の大学 (東大、東工大、阪大、東北大、九工大、信州大) を経験してきましたが、研究成果 (論文や学会発表) をあげていれば理系職の場合、研究の延長線上で就活は自ずと決まります。3 に該当する方は拘束がないため、就活前後の時期からあまり大学に来なくなります。するとコミュニケーション力の劣化、専門知識の忘却が起こり、人事担当にも見抜かれて就活で苦戦します。内定したとしても同期は皆、就活期間も継続的に研究を行っていたため能力差が大きくなっていますし、修論も思い出すところから始めるのでかなり苦戦します。就活主目的とは例えば、学部時代に就活がうまくいかなかったから大学院に進学した、学部時代の大学では自分の志望する企業群に入れないから大学を変えた、などの方が該当します。

平均的な学生は 9-10 時に来て、18-20 時に帰り、修士二年間で学会発表約 10 件、論文 2-4 編くらいです (これまで指導した学生の修士二年間での MAX は主著論文 8、学会 10、特許 5)。就活期間中も面接のない日は研究室に来て、 研究を行いつつ、周囲と情報交換しています。進路は基本的に自己責任に基づく自己判断ですが、1-3 に複数該当する人は、当方以外の、コアタイム等の強制力を働かせてくれる研究室をお勧めします

当研究室は、ほぼ全ての所属学生が修士時から多数の国内外の学会発表、筆頭著者での英語論文発表、特許出願が可能という、東大京大でもほぼ存在しないレベルの環境を構築していますが、憧れのみで成果を享受できるわけではない点にご留意ください。要求している事は常識的な範囲で「(年齢相応の自己管理の結果として) コンスタントに研究室に来る事」のみですので、逆にその程度の自己管理すら出来ない場合は、研究以前の問題でどうしようもありません。

研究内容に関して
研究科で唯一バルク無機材料を合成しているため、化学研究室と誤認する方がいますが、学会発表や英語論文の議論の大半は物性物理や放射線デバイス工学に関するものです。化学系出身の学生も研究を楽しみ、多くの英語論文を執筆していますが、「化学中心の研究を行いたい (e.g., 新しい合成法、反応の開発など)」とお考えの場合、完全なミスマッチとなりますのでご注意ください。実際の研究内容は、物理:無機化学 = 9:1 の割合です。

予備知識に関して
a. 理科に関し半導体のバンドギャップ導出までの基礎物理の知識があると楽ですが、日本で学部教育を受けた場合は理工系カリキュラムが充実しているので、必須ではありません。 一方で学部教育を海外で受けた場合、理工系カリキュラムが拙いため必須ですので、周囲に追いつくため猛勉強して下さい。なお学部で化学や生物を専攻し、かつ物理系の講義や実験がほとんどなかった場合は、基礎知識の面では大変かもしれません。「物理は大学入試で選択しなかった (苦手なので避けた)」ような場合、当研究室はやめた方が良いでしょう。例えば大学入試の理科が生物一教科だった場合、大学入学後もカリキュラムの大半は生物で、高校でもほぼ大学受験用に生物しか勉強していないはずです。すると物理に関して最後に勉強したのは高校入試という事になり、知識レベルとして中学生程度となります。中学生に大学院の最先端研究は不可能です。

b. 情報処理に関し、昨今では気の利いた中高生でも出来ますので、Word、Excel、PPT 等の PC 基礎スキルは必須です。入試小論文を手書きでしか作成できないようなレベルの場合、苦労すると思います。PC 基礎スキルは、大学学部までで学ぶべき事項です。

c. 英語に関して大学受験時 (人生で最後のまとまった勉強期間) に英作文対策勉強をしてこなかった場合、英語論文は英作文の塊ですので、相当辛いと思います。TOEIC 等の記号選択は出来ても、英作文が高校入試レベルで止まっている場合があります。添削で修正するにも出来は元の英語レベルに比例しますので、自ずと限界があります。

教員が補完できるのは上記 a のみです。b や c に該当すると感じた場合、配属前に自助努力で補ってください。

進路は基本的に自己責任ですが、不本意に配属されてしまった方は配属初日に申し出てください。初日か翌日で研究テーマが決まってしまうため、「学会発表したくない」、「論文は書きたくない」、「最低限で修士修了したい」等のニーズ反映は初日にしか出来ません。非公開型で合成 or 計測しかしないテーマもあります。

お問い合わせは、准教授-河口まで。