生体プロセス工学研究室の谷口真爽さんが、2026 Annual Meeting of the Physical Society of Taiwan で Outstanding Poster Awards賞を受賞

受賞概要

2026年1月16日、生体プロセス工学研究室の谷口真爽さん(博士前期課程1年)が、台湾・嘉義市にて開催された2026 Annual Meeting of the Physical Society of Taiwan において、Outstanding Poster Award を受賞しました。本賞は、全ポスター発表者の中から特に優れた研究成果に対して授与される名誉ある賞であり、本年度は872名の発表者のうち、わずか8名(上位約1%)のみが選出されました。本受賞は、同研究室における生体プロセス工学分野の研究成果が、国際的にも高く評価されたことを示すものであり、今後のさらなる研究展開および国際的発信への大きな弾みとなるものです。

受賞対象となった研究タイトル・研究者・研究の内容・受賞者コメント

研究題目・論文タイトル

High-Purity Separation of Nanometer-Scale Particles for Biomedical Applications

研究者・著者

Masaya Taniguchi (NAIST), Tianlong Zhang (Jiangsu Univ. of Sci. and Tech.), Shilun Feng (Chinese Academy of Sciences), Yoichiroh Hosokawa (NAIST), Yaxiaer Yalikun (NAIST)

受賞対象となった研究の内容

本研究では、ナノスケール粒子とマイクロスケールの粒子を、高純度かつ効率的に分離することのできる、慣性マイクロ流体デバイスを開発しました。従来用いられてきた超遠心分離法は、処理が煩雑で大型の装置を必要とするという課題があります。本研究では、持ち運び可能な小型の流体デバイスのみを用いて、サイズの異なる微粒子を高純度に分離する手法を開発しました。微細な流路内を流れる液体に生じる慣性力の違いを利用することで、ナノサイズ粒子とマイクロサイズ粒子をほぼ 100%の純度で選択的に分離できることを実証しました。本成果は、現場での迅速な分析や医療・バイオ分野への応用が期待されます。

受賞者コメント

この度は栄誉ある賞を頂き大変光栄に思います。日頃よりご指導いただいております細川陽一郎教授、Yaxiaer Yalikun准教授、江蘇科技大学Tianlong Zhang准教授をはじめ、研究室のスタッフの方々ならびに先輩方、支えてくださっている家族に厚く御礼申し上げます。今回の受賞を励みとし、より一層研究に尽力してまいります。