光機能素子科学研究室の岡田竜馬 助教が公益財団法人 高柳健次郎財団2025年度研究奨励賞を受賞
受賞概要
2026年1月20日において、アルカディア市ヶ谷で行われた公益財団法人 高柳健次郎財団 研究奨励賞 贈呈式にて光機能素子科学研究室の岡田竜馬 助教が2025年度研究奨励賞を受賞しました。本賞は、電子科学技術の分野で、将来の発展が期待される独創的な研究に取り組む若い研究者を表彰すると共に研究費を助成し、わが国の電子科学技術の振興並びに産業の発展に寄与することを目的とした賞です。

受賞対象となった研究タイトル・研究者・研究の内容・受賞者コメント
研究題目・論文タイトル
高感度リアルタイム電界イメージングシステムに向けた微弱偏光変化検出高速イメージセンサの開発
研究者・著者
岡田 竜馬
受賞対象となった研究の内容
Beyond 5G/6Gなどの次世代移動通信では、テラヘルツ波の利用が計画されています。テラヘルツ波は、その指向性の高さを活かして局所的に電波を集中させ、混信を回避して通信を行うことが期待されています。その一方で、通信状況に応じて出力強度や方向が刻一刻と変化するため、リアルタイム観察による多面的な評価が重要となります。
本研究では、電気光学(EO)結晶とイメージセンサを組み合わせ、高周波の電界分布を高感度かつリアルタイムに可視化するために、高速撮像とチップ内信号処理を実現する専用の偏光イメージセンサおよびシステムの開発を行います。本システムの完成により、Beyond 5G/6Gに向けた通信状況のリアルタイムかつ多面的な評価に大きく貢献することが期待されます。
受賞者コメント
この度、公益財団法人 高柳健次郎財団2025年度研究奨励賞を頂き大変光栄に思います。ご指導いただいた笹川清隆教授、太田淳特定教授をはじめとする光機能素子科学研究室の先生方に、深く御礼申し上げます。また、研究室のメンバー各位にもこの場をお借りしてここより感謝申し上げます。今回の受賞を励みとして今後の研究活動により一層の精進を重ねてまいる所存です。