2020年度 機器・分析技術研究会

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挨拶

あいさつ

2020年度 機器・分析技術研究会を奈良先端科学技術大学院大学で開催することとなりました。このような全国的な研究会を本学で開催できることを大変喜ばしく思います。

機器・分析技術研究会は文部科学省所轄の大学共同利用機関法人、国立大学法人および独立行政法人国立高等専門学校機構に所属する技術系職員が技術研究発表、討論を通じて技術の研鑽、向上を図りさらには相互の交流と協力により技術の伝承をもふまえ、わが国の学術振興における技術支援に寄与することを目的とした大変重要な会であると認識しています。知のフロンティアの拡大に伴い、多様な専門性を持つ人材が結集することの重要性が指摘される今日、多様な研究ツールとその技術支援も広く認知されることが大切です。本研究会を通して、全国の技術系職員がそれぞれの地域でさらに活躍されることと思います。

技術系職員の方々にはこの機会にぜひ古都奈良へお越しいただき、実りある技術交流がなされることを切に願っています。全国の技術系職員が新たな交流を生み、地域や世代を超えて技術の発信と伝達を促し、専門技術を切磋琢磨することが、わが国の科学技術の発展につながるものと信じています。たくさんの方々に役立つ研究会となりますよう、みなさまのご参加とご協力をよろしくお願い申し上げます。

奈良先端科学技術大学院大学 研究担当理事 副学長
箱嶋敏雄

2020年度 機器・分析技術研究会開催にあたって

2020年度機器・分析技術研究会を奈良先端科学技術大学院大学で開催できることを大変うれしく思っております。

開催にあたり実行委員でこの研究会の意義を何度も話し合い確認し、開催テーマを「工夫・交流・向上」にいたしました。日常業務の中には、少しの工夫や経験則の共有で業務向上につながることがあると思います。開催テーマには、そういった技術的業務での工夫、機器の癖や特性、日常で起こる失敗談に至るまで幅広く情報を共有し、技術者の相互交流及び技術向上を図りたいという思いを込めております。

特別講演は、海外の研究所にて技術職員と共に分析プラットフォームに携わられた本学バイオサイエンス領域峠隆之先生による「分析プラットフォームの構築に携わってきて」及び、本学物質創成科学領域において共通機器分析装置を統括しておられる河合壯先生より、技術職員への期待やアドバイスを教員の視点からお話しいただく、「学理は成功から技術は失敗から」の2題を予定しております。ぜひ日常業務に役立てていただきたいと思っております。

また特別企画は、北海道大学、埼玉大学、奈良工業高等専門学校にご協力いただき「多角的分析とそれを支えるコミュニティ」について取り上げます。複数の装置・機関・ネットワークを活用した分析の取り組みに注目いたしました。会場での活発な議論も通じて、皆様の機関のよりよい運営に役立てていただきたいと思っております。

さらには、技術職員同士が交流できる交流企画もございます。なかなか聞けない質問、ちょっとした疑問など、同分野の機器担当者同士が気軽に相談しあえる場になればと期待しております。

この研究会が、技術交流を深め技術向上につながることを切に願っております。
多くの機関より皆様のご参加を実行委員会一同、心よりお待ち申し上げます。

2020年度 機器・分析技術研究会 実行委員長
小池徳貴

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