試験内容

試験について

面接、小論文、成績証明書、TOEIC のスコア等を総合判断して合否を決定します。 小論文の内容に基づいた20分程度の面接試験により合否を判断します。

  • 面接試験

    面接試験では、まず、提出された小論文に基づいて、「これまでの修学内容(卒業研究等)」および「本学で取り組みたい研究分野・課題」について5分間で発表してもらいます。その後、発表に関する質問に加え、関連分野の基礎知識に関する質問などにより15分程度の質疑を実施します。
  • TOEICスコア

    基準点は設けていません。 (参考) 合格者のTOEIC平均点(最近2年間) 令和5年度入試合格者 621.72点、 令和4年度入試合格者 605.12点

試験のポイント

小論文作成のポイント

  • 記載した内容が説明できることを意識して。
  • 空白スペースは少なく。
  • 図は白黒で印刷されます。色分けされたデータは区別できません。

面接試験のポイント

対面・オンライン共通
  • 要練習(発表時間5分を厳守)。
  • 発表ではホワイトボードまたはスケッチブックを有効活用(ただし、記載は発表時間内のみ可で、事前の記載は認めませんので、時間配分を考慮すること)。
  • 大きな声でハキハキと。
  • 背景と目的、研究手法、結果の解釈などをよく理解していること。 研究が始まっていない場合は、特に前者2つが重要です。
  • 分野外の人は、いつでも見学会、オープンキャンパス等のイベントで情報収集。
オンライン面接
  • カメラでどのように映るかを事前にテスト。

面接担当教員からひと言

  • 当たり前のことですが、発表が時間通りだと印象がいいです。
  • 必ずしも全ての質問に答えらえる必要はありません。科学的な議論ができているかにも注目しています。
  • 受験者のレベルを計れるように1、2問目は即答レベル、3、4問目で考えるレベルを心掛けています。

合格者の声

  • 考えてもわからない質問にはすぐにわからないと答えて、なるべくたくさん質問してもらえるように心掛けました。
  • 当時の指導教官に発表練習を見てもらいました。
  • 実験で使った測定法に関する質問、化合物の同定方法についての質問をされました。

質問の例

小論文に書かれている研究の目的や実験データに関する詳細について学部での履修状況を見て基本的な学力・知識に関する質問をすることがあります。

  • 発表にあった、○○スペクトルについて原理を答えてください。
  • あなたの研究で利用する△△△薄膜の構造評価方法を2つ答えてください。
  • ○○力学における□□□方程式において、××が十分に大きい時の近似解について説明してください。
  • 構造を評価する際に使われる○○○顕微鏡の原理とおおよその分解能を答えてください。
  • 半導体の電気的性質が○○○に依存する理由を3つ答えてください。