社会人の方へ

物質創成科学領域では、博士後期課程の学位取得者のうち、
毎年およそ2割が社会人の方です。

学生時代や企業などでの研究成果を含めて博士論文としてまとめていただいています。 もちろん厳格な学位審査基準は変わりませんので、世界的に認められた博士の学位を取得いただけます。 社会人学生の就学期間内の学位取得率は80%以上です。 在職中のお時間をやりくりしながらでも、安心して学位論文に取り組んでいただけます。

社会人にも対応可能な カリキュラム

  • リモート授業

    後期課程では、合計10単位以上を修得することとされています。一部の講義科目は遠隔履修に対応しており、ほとんどの研究室のゼミナールやセミナーはWeb対応になっています。教員との研究指導にもWeb指導が導入されていますので、社会人の方にも無理なく修了していただけます。計算機や計測器など研究設備のリモート化にも取り組んでいます。
  • 社会人学生への奨学支援

    博士後期課程に在籍する社会人学生のうち、学業成績が特に優秀であり、かつ人物が優れた者に、奨学一時金20万円の給付を実施しています。 ※雇用形態が契約、パート若しくはアルバイト等の非正規雇用の者又は企業等に在職する社会人学生で入学料及び授業料相当額を所属企業等が負担している者を除きます。 ※応募者の中から審査の上、対象者を決定します。
  • 長期履修制度

    在職の社会人学生の方で標準修業年限(博士前期課程2年、博士後期課程3年)での履修が困難な方は、申請により計画的な履修期間の延長が認められると授業料の減額を受けることが出来ます。
  • 短期履修

    特に優れた研究業績を有する方は短期修了制度にもとづき1.5年~2.5年の履修期間で学位論文を提出いただくこともできます。 物質領域では毎年2-3名程度の社会人が後期課程を短期修了しています。